日常用に「耐薬ピペット」
最終更新: 2018年12月10日
酸などを扱っていると、
ピペットの中がダメージを受けて(錆びて)動きが悪くなります。
そのため、酸や有機系を扱う場合は『耐薬品マイクロピペット』が推奨されています。

耐薬品ピペットの代表「Nichipet EX PlusⅡ」
・中のバネが、溶剤体制のある特殊金属性
・プランジャ(中の軸)が、セラミックス製
・o-ring(ゴム)が、パーフロロゴム(溶媒による体積変化が小さいらしい)
という部品構成にすることで、、耐有機溶媒・耐酸性がある。
UV耐性&本体をオートクレーブ可ということで、生物系の実験にも安心。

触った感じは、特別ストロークが重いとか軽いとかなく、
一般的なピペットと大差ない印象。
これなら日常使いできる。
実験していると様々な液体を扱うので、
どの薬品がピペット内部に悪影響を与えるのか?なんて良く分からん。
(キット系を使っていると、試薬に何が含まれているのか細かく調べないし)
知らないうちに有機溶媒などを使っていて、 ピペット内部がダメージを受けているかも、、?
日常から、こういうピペットを使っておくのは安心です。
デモで貸し出しできますので、下記フォームよりご依頼ください。
KEYSTNONEで取材させていただいた「校正センター」での
校正・調整にも対応しているので安心!
校正センター訪問の記事はコチラ
https://keystone-lab.com/feature/0013/0013.html