ライフサイエンス(画像)+AI
何かと話題のAI(人工知能)
ライフサイエンス業界にも続々入ってきています。

今回見つけたのは、AIを用いた画像解析ソフトウエア。
蛍光物質や、抗体、それらを検出する機器(顕微鏡など)の進化に伴い、
膨大な情報量を持つ画像データの取得が可能になってきました。

ところが、情報が膨大になったことで、
画像を観察し、特徴ある部分を探し出すという
“一番大事なところ”に手が回らなくなる事態が発生。。
そこを、ライフサイエンス以上の速度で進化しているAIを使って
一気に解析(のサポート)をさせてしまおう!というソフトです。
↓この画像から、特徴ある細胞を、、、となると「ウォーリーを探せ」状態ですが 右の画像の様に、AIによって、事前に4色にグループ分けしてくれれば、 赤く印された細胞だけ確認し、本当に他と異なっているか?を観察すれば良い。 圧倒的な作業効率化!もちろん、全体に占める赤印細胞の比率なども自動算出されます。

蛍光測定画像で一定以上/以下の輝度を持つ物を抽出させたり
染色画像で、特徴ある部分をハイライト(目立つように)したり
特定部位を計測・数値化したり、、、

様々なモジュールが準備されており、
学習させることで、全部の画像に指示を出さなくても
自動的に計測をおこなうようになるみたいです。

テスト的に使う(デモ利用)もできる様なので、
蛍光観察や、DNA/RNAのISH(定量)、分布観察や、厚み/長さなどの計測、、
これらの作業を多くやられている方は、一度試してみると
実験の効率が大幅に向上するのではないでしょうか?
日本語資料もできた様なので、下記よりご依頼ください!