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マイクロ波前処理機は電子レンジ?

最終更新: 2018年11月12日

微量元素の高感度分析としてICPが広く普及し、低価格化も進みました。 特に重金属などの有害不純物の測定方法としては、RoHSなど様々な規制に於いて ICP(ICP-M/S)での測定結果が求められています。

参考:PE社の新型ICP Avio200

ICPは、非常に感度が良いために、分析するサンプルの調整が重要になります。 (透明の液体しか測れない印象) そこで、酸を使ったり、、、と前処理をして色素成分などは事前に分解する必要がでてきます。 その分解方法(ICP前処理)として、マイクロ波前処理装置なるものがありまして イメージとしては、強力な電子レンジでサンプルをアツアツに加熱分解する感じ?

機会があり、アントンパール社のマイクロ波装置を見せていただいたのですが、 サンプル容器の蓋をしっかり閉めて、強烈なマイクロ波をピンポイント照射。 密封して加熱するので、内圧が上がって高温高圧状態になり、短時間でサンプルが分解されるそうで、内部は、最高300度、199気圧まで到達するとのこと!

強力電子レンジなんていうレベルではありませんでした!


ふと、そんな高温高圧にしたらサンプルが分解して別物になってしまうのでは? と思いましたが、、、成分分析ではなく、元素分析だから、(そもそも分解装置だし)完全にバラバラになってOK(むしろ好都合)なんですね (さすがに元素が別物になるほどの圧力・温度ではないので) 使っている電磁波の波長は、電子レンジと同じ「2.45GHzマイクロ波」ですが、

一度にたくさんのサンプル瓶をセットしても、均等に加熱されるなど 照射方法、到達温度、安全対策などは、やはり電子レンジとは全く別物。 いくつかのメーカーから「マイクロ波前処理装置」は発売されていますが、 その照射方法や、サンプル容器に各社特徴があり、分解効率や処理時間が異なるようで、 ちゃんとしたのを選ばないと、安全面や効率に大きな差があり、それが結果としてICPの測定値に影響してしまうので注意が必要です。 デモで使わせてもらえるので、資料請求やデモ依頼は、下記フォームからお願いします。

#マイクロ波前処理装置 #マイクロウェーブ #アントンパール #ICP前処理 #重金属分析

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