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アウトガスを分子の重さで測る?

「アウトガス測定」という研究分野があります。

有機系材料(いわゆるプラスチック)から出てくる微量のガスを測る物です。

「プラスチック臭い」とか「新車/新築の香り」などは、

接着剤や塗料の乾燥時の臭い + 素材由来のアウトガスなのでしょう。





日常では、そんな感じですが、

宇宙開発では、このアウトガスが非常に重要です。

そもそも宇宙は真空なので、アウトガスが地上よりたくさん出るうえ、

ガスが出るという事は素材の劣化にもつながり、

簡単に交換・修理できない宇宙空間用の部品開発では欠かせない測定項目です。 そのため、ASTM(JISのアメリカ版の様な規格で、材料分野などで標準規格)でも

宇宙船用部品のアウトガス測定(ASTM E1559)という規格があり、 真空中で加熱したサンプル(樹脂など)から出たガスをQCMセンサで測定する事になっています。




QCM(Quartz Crystal Microbalance法)は、 元々は液体中のタンパク質の相互作用(抗原抗体反応)解析などで用いられる手法。 電気を掛けて一定の振動をしている電極(表面に特殊加工した水晶発振子)に 分子がくっつくと、その重さで振動が遅くなる。

当然、重い分子がくっつくほど、振動が遅くなる。。。

という原理で測定します。






この技術を応用し、微量ガスを測れるようにし、 JAXA協力のもと、アウトガスに対応したのが、NAPICOS(ナピコス)



宇宙開発の部材専用にしておくのはもったいない!

樹脂系開発に広く使えるのではないでしょうか?

(シックハウスとか、新車臭による乗り物酔いの研究とかに使えないかな?)


もちろん普通に食品などの「香り・臭気測定器」としても使える様です。



液体用(分子間相互作用、抗原抗体反応など)も、ガス用(アウトガス、臭気など)も どちらもデモ対応可能なので、使ってみたい方は下記フォームよりご依頼ください!

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