いろいろ使える賢い撹拌機
その名も「インテリミキサー」お利口な撹拌機です。

ポスターやカタログに使われている写真↓

コレぢゃ、伝わらねぇ!
実際の動きはこんな感じ。
マイクロチューブの場合、最大32本を一気に撹拌します。
ブルブル 裏返しでブルブル、逆に返ってブルブル、、、
ボルテックスで1本ずつやると、最初と最後では、撹拌精度に差が出ますよね?
だんだん、「ま、こんなもんでしょ」となってくる、、はず。
まとめてやればチューブ間差が無くなります。
この装置が「インテリ」なのは、ココからで、
チューブを固定している黒いツールが色々用意されており、
様々なサンプル形態に対応できるのです。

さらに、この振り幅や角度などが数十通りプリセットされていて
固定アタッチメントとの組み合わせでいろんな事に使えます。
たとえば、ブルブルさせずに、ゆらゆら左右に振幅のモードと
平トレイアタッチメントを使えば、細胞培養などにも使える。
同じ動きをマイクロチューブアタッチメントでやるとこんな感じ。
振幅幅を変えて、速度も上げていくと、激しくなります。
チューブを微振動させながら回転させるモードもあり、
これを「横向き50mL遠沈管アタッチメント」と組み合わせると、、、
タンパク質研究の定番「ウエスタンブロッティングのハイブリ工程」に使える。
非常に少量のサンプル液でも、振動と回転により、ハイブリ効率が高くなります。
毎日、ハイブリしない、毎日、撹拌しない、、、というとき、
多用途に使えるインテリミキサーが大活躍!
しかも、5度から使えるので、冷蔵庫内での使用も可能です
(電源はACアダプタ経由の細いコードなので、冷蔵庫ドアの隙間から通せます)